アドミッションへのインタビュー (2007年)
2007年11月15日、アドミッション責任者である、Associte Dean, Student Recruitment & AdmissionsのMs. Rose Martinelliにインタビューを行いました。今回はアプリケーションプロセスに新たに加わったパワーポイントの課題や、Chicago GSBのカリキュラムの特徴について聞いてきました。なお、本インタビューはこちらの英語でのインタビューの和訳版となっております。アドミッションの意図を正確に汲み取っていただくため、併せて掲載いたしますので、こちらもぜひご覧ください。
英語原文インタビュー

Rose Martinelli
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Q: The application process saw some changes last year. Why did Chicago GSB make changes in the applications? Especially, what do you expect from the PowerPoint question?
A: 私たちが今年のアプリケーションプロセスにパワーポイント4枚の課題を加えたのは、出願者の皆様に自由な情報の提供の場を与えるためです。これまで、私たちアドミッションが全プロセスをコントロールしていました。私たちは出願者の皆さんに一定の情報の提供を求め、皆さんがそれに従って情報を提示してきました。そのため、出願者の皆さんとって、より重要である情報を提供する機会もしくは手段がありませんでした。率直にいって、アプリケーションプロセスはエッセイ・コンテストになっている部分もあると思いますが、エッセイ・コンテストは私たちがプロセスを通して求めているものではありません。実際の所、私にとってMBAのアプリケーションとは、出願者の方が自分をよく知っているか、MBAに対して準備ができているかを確認する場です。我々は出願者の方の過去の成功や成果をレビューすると同時に、出願者の方がいかに自分を良く知っているか、そして、今後のどこに向かったいくのかについて見ています。これらのことを把握するには、これまでは、エッセイしかありませんでした。セルフアセスメントは自分を知る上で非常に重要ですし、どのMBAプログラムにフィットするかを決める上でも非常に重要です。そのため、出願者の方が重要だと思うことについて、自由に表現する場を与えるツールとして使ってもらいたいと考え、パワーポイントの課題をアプリケーションプロセスに追加しました。パワーポイントの課題は、ブレットポイントを並べることだけを期待しているわけではありません。これは、出願者の方自身が、アドミッションが出願者の方を理解する上でサポート材料となると思うものを提供するための手段です。形式は、ビジュアル、詩、手紙を始め、どのようなものでも構いません。実際に、この課題は我々に要求しているもの以上の出願者の方の情報を提供してくれます。
我々は、こういった情報を提供してくれる課題を出したことがありませんでした。
フルタイムプログラムにとって、幅広いダイバシティを持つことは非常に重要です。我々にとって、ダイバシティとは職業、業界、熱意を始めとしたものであり、たとえばミュージシャンや数学者の方々にも入ってもらいたいと考えています。ダイバシティは豊かな学習環境を与えるものであり、我が校にとって、不可欠なものです。パワーポイントの課題により、以前の形式では把握することが難しかった部分をより深く理解することができ、より幅広い人材を採用することができるようになると考えています。また、新しいアプリケーションは、我々にとっても、エッセイの分量を減らし、内容をより意味があるものとした点で、非常に有意義であると考えています。パワーポイントの課題には正しいもしくは間違ったアプローチはありません。これは、単純に自由なツールであり、出願者の皆さんが考えいること感じていることを表現する場です。我々は、この課題により何が皆さんのモチベーションとなっているのかをより深く理解できると期待しています。
Q: Could you share with us the changes in the number of applications? Also, specifically for Asian and Japanese applicants?
A: 出願数は非常に大きく伸びており、過去2年間で65%以上増加しています。今年も、第一ラウンドの時点で、この傾向が続いていることがわかっています。出願数は、私が本校に着任した2005年以降の3年間で倍増するものと考えています。これは、本校がいかにユニークであり、かつ素晴らしい経験ができる場を提供できるプログラムを持っていることを、皆さんに効果的に理解していただけた結果と考えています。本校は以前から非常に素晴らしい学校であり続けていますが、唯一変えたことは本校のマーケティング手法です。あなた方Class of 2009は、“Challenge Everything”の下での初めてのクラスとなります。そのため、Class of 2009は、以前にも増して非常にエネルギッシュな学年となっています。学生は非常に素晴らしい経験を得ていると思います。授業、クラスメート、授業内でのディスカッション、そして楽しみのクオリティについては、Class of 2009のあなた方も実際に感じていることでしょう。
残念ですが、多くのアジア及び日本の出願者は第二ラウンドに集中するので、第二ラウンドが終わるまでは、正確な出願者数はわかりません。私は数が伸びるものと考えていますが、数週間たつまでわかりません。
Q: What do you think made Chicago GSB to become the top school?
A: 皆さん、特に出願者の方に理解していただきたものとして、本校は学生にとって必要な事全てに対して多大なサポートを提供していることが挙げられます。ここは、皆さんが自ら参加しなければならない場ですが、参加する上で皆さんには自由、フレキシビリティそしてサポートが与えられます。我々は皆さんを何かに縛るのではなく、ベストな決断をする上で必要なサポートを提供したいと考えています。しかし、これを可能にするためには、非常に多大な努力と強いリレーションシップが必要となるため、多くのアドミッションオフィスはこれを好みません。しかし、皆さん一人一人が唯一無二の存在であり、数字ではありません。本校のメンバーは、我々のやっていること及びバリューシステムについて誇りを持っています。MBAは、一番になるためのゲームではないと考えています。
Q: Why does Chicago GSB have one of the most flexible curriculum systems?
A: これは我々のフィロソフィーに拠る所が大きいです。ご存知のように、シカゴ大学は自由経済、自由市場に基づく思考プロセスをはじめ、すべてにおいて”自由”が土台となっています。我々は、誰一人として同じバックグランド及び目標を持っている人はいないと信じています。これは教授陣にも当てはまることであり、誰一人として同じバックグランドや同じ研究対象を持っている人はいません。これは、学生たちにも同じことが言えます。共通のものとして、本校では皆さんにはクリティカルシンキングのスキルが求められますが、スタート時点においては皆違うレベルにあります。MBAプログラムは皆さん自身がどこに行くか、そして何をするか選ぶものだと考えています。我々は他の学校と違い、学生に対してすべきことを与えるようなことはしません。タイミング、教授、コースの内容、生活、スケジュールについても、選択肢がないようなことはありません。私の意見では、将来的にはよりフレキシブルなカリキュラムに変わると考えています。フレキシブルでないカリキュラムは皆さんの時間を無駄使いすることになります。本校では、皆さんのお金を無駄にするようなことはありません。これは、大きなフィロソフィーの違いです。我々と同じようなことをしているMBAプログラムはありません。同じような事をしようとしている学校はありますが、我々自身が動き続けています。我々は、チームやクラスをより一体感のあるものとすべく、LEAD(リーダシップ)プログラムやカリキュラムのリデザインに取り掛かっています。本校は常に変わり続けます。私はこれは非常にクールかつユニークな点だと思います。
Q: How do you evaluate TOEFL (iBT and CBT) and GMAT scores?
A: GMATの平均スコアは上昇していますが、レンジについては変わっていません。80パーセントのレンジは650-760点です。TOEFL iBTは、特にアジアの人々にとって、大きな課題になっていると思います。特にスピーキングが加わったことは、多くのアジアの出願者にとって問題となっています。基本的には、合格する上での基準となる最低点は104点です。本校は出願するに当たって最低点というものは設定していませんし、104点未満でも合格を出す場合はありますが、104点に満たない場合は、本コースが始まる前に追加的な語学コースをとってもらうになると思います。日本にいる多くの人々とも連絡をとっていますが、日本人の学生が新しいiBTに非常に苦労していることはわかっています。iBTは非常に難しいテストですが、多くのエージェントがテストでいい点がとれるように努力していることもわかっています。いずれiBTについてもうまくバランスがとれるようになると思いますが、実際には、昨年の日本の出願者数の減少につながっています。他国で勉強し、24時間7日間他国語を話すことを非常に大変なことです。多くのリーディング、クラス内でのディスカッションやパーティシペーションが求められます。本校のMBAは非常に厳しいプログラムです。それゆえ、我々はこういった語学テストの要求を課しているわけです。
Q: What types of events or resources (aside from a trip to Hyde Park) are available for potential Japanese applicants to learn more about Chicago GSB? On a related note, has the GSB started any recent initiatives to strengthen the GSB brand in Japan?
A: 在校生へのアクセスをより容易にするために、今年から作ったツールとしては、以下のサイトがあります。以下のリンクにアクセスしてもらい、Japanを選択していただければ、2名の日本人在校生にコンタクトすることができます。ここで、オフラインでのディスカッションや質問をすることができます。
(Link: http://www.chicagogsb.edu/fulltime/community/international/japan.aspx)
また、日本の卒業生とも相談しましたが、アドミットされた方々については、卒業生の集まりに招待しようと考えています。また、在校生によるイベントも続ける予定です。私たちは9月にオフィシャルイベントを行いましたが、12月と1月にも何回かイベントを行う予定です。こういったインフォーメーションを提供する場は、皆さんが本校を理解する助けとなるでしょう。繰り返しになりますが、卒業生の方とコンタクト取りたい方は、是非、我々アドミッションオフィスにコンタクトしてください。できる限りのことをさせていただきます。
Q: Do you have any general tips for the second round applicants in Japan?
A: アプリケーションプロセスにおいてどのように成功するかについては、かなりの情報を提供することができていると思います。12月14日には別のチャットによる情報提供の場を設ける予定です。昨日(インタビュー前日)には、約300名がチャットに参加しました。内容については以下のサイトでチェックできます。
(Link: http://www.chicagogsb.edu/fulltime/chat/)
また、ニュースレターにおいても、アプリケーションプロセスについての情報を提供しています。出願者の方は在校生とコンタクトを取れますし、アドミッションオフィスにコンタクトしてもらえれば、卒業生とコンタクトを取ることができます。本校に実際に来ずとも、さまざまな情報が入手できますので、是非最大限活用してください。アプリケーションにおけるボトムラインは、自己分析を十分に行っており、我々に今まで歩んできた道、これから歩んでいく道、そしてなぜChicago GSBなのかを正直に伝えることができることです。非常にシンプルなことですが、出願者の皆さんが実際に上記のことをしていただければ、我々にとっても判断をしやすくなります。MBAプログラムにおいては、皆さんは自分を良く知っていなければなりませんし、自分のキャリアについて認識をもっていなければなりません。
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