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学習環境


Economics
  • 必須科目といえる入門のミクロ経済学から、産業組織論、マクロ経済学、計量経済学各分野でのPhDコースまで幅広く提供されています。
  • またノーベル賞受賞者のBecker、Fogelや、Snyder、Murphy、といった大物教授によるトピック物の講義(経済政策論など)もあり、単なる理論の習得にとどまらない工夫が凝らされています。

33001 Microeconomics

ミクロ経済学は多くの科目のPrerequisiteともなっていて、最初の学期に多くの学生が受講します。Consumer Behavior、Production、不完全市場と進み、教授によってはゲーム理論の基礎にも触れます。教授によってある程度負担に差があります。

  • Rayoは30歳と若い先生ですが、丁寧な教え方と効果的な実例の用い方は学生の間でも評判が良いです。2週に1回の頻度での宿題のみで、負担は比較的軽いです。グループで勉強することで、理解が深まります。初心者の方、1年生の秋学期で就職活動が忙しく、軽めの負担を希望する方にもお勧めです。(Rayo, 2004 Fall)
  • Topelは、数式を解かせることはなく、むしろ、なぜそういう関数を仮定するのか、という背景となる経済合理性を理解することに力点をおきます。経済学部卒の私にとっては、内容的には目新しいことはありませんでしたが、知っている知識を、使いこなせる知恵に高めるような練習を多くします。卒業後どんなキャリアを積む人にとっても、応用範囲の広い考え方を学ぶので、Topel教授はお薦めです(Topel, 2004 Fall)

33101 Advanced Microeconomic Analysis

GSBの誇るノーベル経済学賞候補Murphyによる"Turbo” Micro。33001で扱われるような内容は前半であっという間に終了し、後半は主に消費者行動・企業行動の分析に充てられます。TaxやAntitrustなどの政策の影響も解説します。負担はGSB随一の重さで有名。毎週のアサインメントには20時間以上が必要。ジョークをうまく交えたMurphyの教え方には高い定評があります。実際の企業のケースにも頻繁に触れ、決して応用を忘れないように工夫がなされています。(MurphyはMicrosoftの独禁法対策のアドバイザーを勤めるなど、実業界ともつながりの深い教授です。)リクルーティングに忙しい秋学期にしかOfferされないのが難点ですが、講義、宿題、試験の全てが有意義です。33001では物足りないと思う人にはお勧めです。

  • 内容はいわゆるミクロ経済学で、授業で扱う内容自体はそれほど難しいものでもない。やはりハイライトは毎週の宿題。猛烈なエクセル作業を要求するData Exerciseと、一見禅問答だが、授業で学んだコンセプトの応用力が厳しく問われるProblem Setの2種類からなる。終えた後には、かなりの達成感と、ミクロ経済理論の応用についての自信がつくようになっている。なお、この授業の負担の重さはかなり有名なため、必然的に履修する生徒はその負担を恐れないモチベーションの高い人が多い。スタディグループでのディスカッションの知的刺激は随一だった。この授業で作った人脈は、その後の別の授業でも、かなりクォリティの高いグループを作れることを保証してくれる。 (Murphy, 2004 Fall)

33040 Macroeconomics

授業内容は、3つの市場(労働市場・金融市場・財市場)の分析から始まり、IS-LM分析を経て、金融・財政政策の理論とアプリケーションを学びます。日本経済への関心も高く、日銀の金融政策に対する批判などを聞くこともあります。時事問題も織り交ぜた授業内容には、改めて学ぶ人にとっても意義深いものがあると思います。

  • 無味乾燥なマクロをSocial Security改革やFRBコメントなど時事ニュースと絡めて学ぶことができる授業。Workloadは軽くGroup Studyもなし。毎週Quizがあるが、Hurstは毎週メールでUpdateとQuizのヒントをくれるので、彼のノートとメールを読んでおけば問題ない。Quizは2回までスキップ可能だが、就職活動の時期にとるとスケジュール調整が難しいかもしれない。MidTermとFinalはアメリカの時事問題が出るため、Internationalはちょっと不利かも。新聞である程度の知識をフォローしておく必要があると思いました。Hurstは性格的にもFriendlyで親しみが持てます。(Hurst, 2005 Winter)

33401 Money and Banking

金融市場、銀行の役割や金融政策の波及経路などについて概観します。本クラスは例年FRB(米国の中央銀行)の現職職員を招いて開講されており、FRBの内情などにも触れていて興味深い授業が行われます。HubbardあるいはMishkinによる金融市場の教科書(アングラレベル)を用いるものの、それ以外にも多くの論文の講読を課され、銀行論・金融市場論・金融政策論についての大きな議論の流れをつかめるようになっています。

33402 Understanding Central Banks

FRB、ECB並びに日本銀行の金融政策についてケースを用いて議論します。中央銀行が目標とする金利動向が金融市場に及ぼす影響について分析すると同時に、途上国のハイパーインフレーションについても研究も行いました。債券・為替等のトレーダーとしてWall Streetで働くことが内定している2年生が多数受講していました。ほぼ毎週課されるケース・ライトアップの負担は軽くはありません。

  • 各国中央銀行の比較、課題について扱う。Kashyapは日銀ウォッチャーでもあるため、日銀に関する議論は特に面白かった。ECB、Bank of England、FRB、日銀のほか、アルゼンチン、ブラジルについても議論した。毎回の個人ケース・ライトアップはそれなりにハードだがむちゃくちゃな量ではない。二人のゲストスピーカーによるスピーチも面白かった。(Kashyap, 2003 Spring)

33501 International Commercial Policy

  • Youngの授業は極めて情熱的で表現もストレートなため、レクチャー中心でありつつも、とても活発な雰囲気の授業です。中間試験までの前半は、モデルなど理論の説明が中心となり、後半はそのアプリケーションといった構成。特にアジアビジネスに多くの時間を割き、政府政策によるシンガポールと香港の成長スタイルの違い、中国の成長率の背景的理解など経済データを裏付けにしつつウームとうなるような内容。アジアビジネスに興味がある人には是非お勧め。(Young, 2004 Spring)

33502 International Financial Policy

為替を中心にした国際経済の動きを追い、特に為替がどのように決定されるか等の様々なTheoryを扱います。毎週10分間の小テストを行いますが、リーディングの量はそれほど多くなく、個人的に勉強するクラスです。

 

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