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ビッディングシステム(ORB:Online Registration Bidding)

ORBとは

ORBとは、Online Registration Biddingの略でWeb上で行われる「入札」を通じて履修科目を決めるものです。RBS(Registration Bidding System)とDAS(Drop/Add/Swap)の2つのパートがあります。 詳細については以下オフィシャルサイトの解説をご覧下さい。
http://gsbwww.chicagogsb.edu/dso/mbareg.htm

ORBの仕組み

学生には、入学時に8000点、以下1科目履修するごとに2000点が割り当てられます。毎学期、各人がそのときに持っている持ち点の範囲で点数をかけて、点数の高い人から順番にクラスが割り当てられる仕組みになっています。使用されなかったポイントは次学期に持ち越されます。そのため、2年の間にどのような科目を取りたいのか、いかに点数を配分するかについてある程度はイメージを持って戦略を練ることが必要です。 「希望者多数の時には抽選」という制度よりはFairな制度だと思います。

ORBには、RBSという最初のBiddingの後、DASという通常4回(秋学期のみ3回)の修正ラウンドがあります。最初のBidは最大4科目までのクラスの組合せ毎に点数をかけ、その後は個別の科目毎に削除(Drop)、追加(Add)、交換(Swap)のいずれかを行って自分にあったカリキュラムを作り上げていきます。

RBSラウンドでは、最大4組までの「クラスの組合せ」に点数を賭けます。「組合せ」ではAlternative OptionとOmit Optionを用いることもできます。Alternative Optionとは、とくに特定の時間帯や教授にこだわらない場合などに、その科目に対していくつかの代替案を示しておくものです。この場合、仮に最初に書いた授業の点数が高騰して取得できなかった場合でも、代替案を含めた「クラスの組合せ」を落札できるチャンスがあります。Omit Optionとは、それぞれのクラス(代替案を含む)について「その科目がとれなければその組合せ自体を断念する」のか、「その科目についてはOmitしてもよいのでその組合せを取りたい」のかを、それぞれYes/Noで表示するものです。

DAS(修正セッション)では、個別科目毎に調整を行うことができます。これは、RBS後に気が変わった場合や、実際に1度授業に出てみて自分に合わないと思ったときなどに微調整を行うものです。単にDropしたい場合、受講を強制されることはありませんが、一定期間を経過するとメリットを享受したものとみなされて授業料がかかります。Add/Swapを行う場合には、再度点数を賭け、点数の高い人から落札ができるようになっています。ここでの必要ポイントは当初RBSでついたものとは別途決まります。

DASでも取りたい科目を取れなかった場合、1.Waitlistに名前を載せる、2.教授にAuditを申し込む、という手段があります。2.については、Auditを嫌う教授もいますが、大概は座席の問題がない限り認められるケースが多いようです。

実際のBiddingの例

(Bidding Points for this schedule: 10000)

 

Course

Alternative 1

Alternative 2

Omit(Yes/No)

1

Investment
(Mon 9-12)

Investment
(Tue 2-5)

Investment
(Wed 6-9)

No

2

Macroeconomics
(Sat 9-12)

 

 

No

3

Marketing
(Mon 2-5)

Marketing
(Tue 9-12)

 

Yes

4

Tax and Business
(Fri 2-5)

Pricing Strategies
(Wed 9-12)

 

Yes

効果的なBidの仕方

RBSの点数の決まり方は多少複雑なうえ、事前に正確に予測することはできません。ただ、科目毎・教授毎に必要ポイント数の過去の履歴がWeb上で公開されていますので、これを大まかな目安として使うことができます。

点数の使い方は人それぞれですが、大きく分けると2パターンの戦略があるようです。
プラン1. 基礎科目が中心の1年次には点数を節約しておいて、2年次に、必要ポイントが高い人気専門科目(有名な教授の授業は15,000ポイントを優に超えることがあります)を受講する。
プラン2. 1年次から、点数の高い人気基礎科目等にポイントを使っていく。

プラン1のメリットは、GSBならでは豪華教授陣(Kaplan、Sapraなど)から最先端の授業を受けることができることです。ただ、人気教授が他校に招聘されてしまうリスクがあります。一方、プラン2のメリットとして、基礎科目しか教えない有名教授(Dhar, Mcgillなど)の授業を受けることができ、モチベーションの高いクラスメイトと早い時期から知り合うことが出来ることがあげられると思います。加えて、自分のバックグラウンドと違う分野や苦手分野については、点数を費やして評判の良い教授の授業を取った方が安全です。

必要ポイント(価格)の決まり方

価格の決まり方はやや複雑なので、詳しく知る必要はないと思いますが、以下では簡単に例を用いて説明します。

(例) 科目Aの定員が60名だとします。

  • 受講希望者が60名以下ならば価格はゼロになります。
  • 受講希望者が61名いた場合には、その科目を含む組合せに対して、最も低い点数を賭けた人が受講できないことになります。この結果、その学生はSchedule1 5000ポイントを断念してSchedule2 2000ポイントに決まったとします。この場合、Aの価格は、その学生の成功したBidと不成功のBidの差額、すなわち5000-2000=3000ポイントとなります。
  • 受講希望者が70名いたとしますと、10名が受講できないことになります。この場合には、その10名について上記の計算をそれぞれ行い、最も大きな差額が科目Aの価格となります。

 

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