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音楽・コンサート
シカゴは音楽好きにはこたえられない街です。ロック、ポップス、ジャズ、クラシック、ブルースなど幅広い分野にわたって質の高い演奏を数多く聴くことができます。日本での「ぴあ」にあたるのが、Time Out Chicagoという雑誌です。毎週木曜日発行の無料情報誌"Reader"(新聞スタンドやレコード屋およびI-Houseの入り口でも手に入ります)でも充実したイベント情報が手に入ります。その他の情報源としては Chicago Tribune の金曜版Fridayおよび同紙の日曜版Artsなど。Webサイトでは、MetromixやTicketmasterなどをこまめにチェックするといいでしょう。
ライブハウスへ行く際にはIDの携帯をお忘れなく。シカゴは21歳以下の飲酒取り締まりはすごく厳しいので、IDがなくて入場できなかったという話もあります。仮にお酒を飲まない場合でも、入場にPhoto付IDは必須な場合が多いので、SSN(State ID)のない方はご面倒でもパスポートの携帯を忘れずに。
ロック・ポップス
ビッグネームが全米コンサートツアーを行う場合、シカゴにはまず立ち寄るものと思われます。その多くが、日本では信じられないようなリーズナブルな価格で楽しめるので、この機会にいろいろと開拓するのもいいかと思います。FMでは100.3や101.9がポピュラーです。90年代の音楽に着いていけなかった方のために70、80年代のハードロックだけを流す97.9という有り難いチャンネルもあります。
- Metro (3730 North Clark Street, Chicago, IL 60613)
シカゴのライブハウスとしては最も有名。ヒット中のバンドから有望新人まで、毎日のように楽しみなラインナップが並んでいます。併設のMetra Smart Barでは、テクノを中心に大物アーティストがレコードを回したりライブを行ったりしています。
- House Of Blues (329 N Dearborn St, Chicago, 60610)
名前だけ聞くとばりばりブルースのライブハウスっぽいですが(シカゴですしね)、実際のところは殆どのライブアクトがロック、ポップ、もしくはソウル系のアーティストです。それもそのはず、全米各地に存在するチェーン店のライブハウスのシカゴ店なのです。日本で言えば「クラブクアトロ」みたいな感じです。ダウンタウンのど真ん中、トウモロコシの形状で有名なマンション「マリーナシティ」のすぐ隣にあるので、ダウンタウンにお住まいの方は歩いて行けるのも大きなアドバンテージです。
- Schubas (3159 N Southport Ave, Chicago, 60657)
上記のライブハウスとは異なり、ぐっと小さなスタンディング形式のライブハウス。収容人数100人ちょっと。アーティストとの一体感を求めるならここ。インディー系のバンドが多く出演するが、注目株のバンドもここに来るので要チェック。
- その他、ダウンタウンおよび北部を中心に、シカゴには無数の優良なライブハウスが存在します。
ジャズ
ジャズというとついNYをイメージしてしまうことが多いですが、かつてルイ・アームストロング、マイルス・デイビス、ハービー・ハンコックなど数多くのミュージシャンが活躍したシカゴは、ジャズのメッカの一つであると言っても過言ではないでしょう。
ジャズ・クラブで、日本でもCDが出回っているような大物が出演するのがJoe Segal's Jazz Showcase。オーソドックスなカルテット形式の聴けるGreen Mill、もう少し幅の広いジャズを聴かせるAndy's 。Pops For Champagneはムーディーかつ食事もおいしい。カップルで、少しだけドレスアップしていきたい。Underground Wonder Barはこじんまりとしていることにもよるのでしょうが、ピアノによる弾き語りが多いようです。異色はDick's Last Resort。ここは今時いわゆる「ジャズ・クラブ」では聴けないディキシーランドジャズが聴けます。売り物はウェイターのパフォーマンスにあるようで、某氏が行ったときはそのギャグセンスについていけない日本人的アメリカ人と喧嘩になっていました。子供も行けるジャズバーでもありますが、パフォーマンスの標的になることもあります。かといって若干(かなり?) Hなメニューもあり、多分これを読んでも何だかわからないと思うので、実際に行ってみてください。なお、店にもよりますが一般的には、あまりにも砕けた服装でジャズバーを訪れると浮いてしまうので注意しましょう。
毎年9月上旬にはグラント・パークでジャズ・フェスティバルが行われ、無料で大物の演奏が聴けます。
ジャズ・ライブスポット
- Jazz Show Case
(59 W. Grand Ave. (at Clark Street), 312-670-2473)
グラント・パークのジャズ・フェスティバルのあとにミュージシャンたちがセッションをする店です。エントランスフィーは$20と他の店よりは若干高めですが、有名どころが数多く出演します。先日行ったときにはArt Farmerが演奏していました。実は彼がすごく有名だということを知らずに聞いていたので、たまたま一緒になった友人に馬鹿にされてしまいました(苦笑)。
- The Green Mill (4802 N. Broadway, 312-878-5552)
初めて連れていってもらった時に、昔、アル・カポネが経営していたと聞いたのですが、ガイドなどによると「バレンタインデーの虐殺事件」のマシンガン・ジャック・マクガーン(カポネのヒットマン)の経営だったとのことで、ちょっと違っていました。でも、店内には未だにカポネの写真も飾られ、内装もなんとなく当時の雰囲気を感じさせます。割とビッグバンド的な演奏の日が多いですが、たまに週末などにモダンジャズの演奏の日もあります。金曜日・土曜日の夜中は結構混雑するので、店の外で20分程度は待つ覚悟が必要です。(でも真冬の20分は辛かった)
- Pops for Champagne (2934 North Shefield Avenue, 773-472-1000)
毎週木曜日のBlues演奏以外、ほぼ毎日Jazzの演奏を楽しめる。生演奏を聞けるJazzルームと、入り口近辺で隣のBarと繋がっており、週末に混雑している時などは、Jazzルームの席が空く迄一旦Barに客を案内する事がある。Jazzルームが然程大きくなく、又、高い位置でバンドが演奏している為、どこからでも音楽を堪能できる作りになっている。
ブルース
ブルースに関しては、この街は文句なしに本場です。ライブスポットとしては、Kingstone Mines(地球の歩き方にも載っている日本人ギタリストの菊田氏も出演)、Blue Chicago、B.L.U.E.S.、 B.L.U.E.S. Etceteraなどが有名。また、Rosa's Lounge(下記参照)では毎週水曜日にシュガー・ブルーが演奏する。彼はグラミー賞を2回受賞したヴォーカリスト兼ハーモニカ奏者で、バンドのメンバーには日本人ギタリストの牧野元昭氏がいます。この店はアットホームな雰囲気で非常に楽しめるのですが、周囲の治安は余りよくないので、複数で行った方がよいかもしれません。また、早めに店に到着していないと、席がなくて立ったまま鑑賞ということもあります。
ハイドパークの北のかなり危険地帯に、Checkerboard Lounge というその筋ではかなり有名なブルースバーがあります。ミックジャガーもお忍びでたまにプレーするとの噂もあります。
なお、毎年6月にはグラント・パークでブルース・フェスティバルが開かれ、多くの一流ミュージシャンが登場します。
- Blue Chicago, Blue Chicago on Clark
(736 N. Clark St., 312-642-6261、536N. Clark St., 312-661-0100)
http://www.bluechicago.com/
場所柄でしょうか?店のマグカップが売られていたり、併設の土産物屋があったりと観光客向けといった感じのブルースバー。街外からの来店が多い気がします。観光客向けではありますが、演奏はそんなに悪くありません。曜日によっては片方の店しかOpenしていない日があります。それでもそう離れてないで苦にならないでしょう。
- Buddy Guy's Legend (754 S. Wabash Ave, 312-427-0333)
ダウンタウンの南はちょっと治安に問題があるのですが、ここはそんな地区にあります。Buddy Guyという有名なブルースマンの経営する店で、店内はなんとなくシカゴのライブハウスという感じがします。1994年にはエリック・クラプトンのコンサートも開かれたそうです。ちなみに本人もよく店に顔を出すとのこと。
- B.L.U.E.S. (2519 N. Halsted St., 773-528-1012)
有名なブルース・ハウス。さして広くない店内で、まさに目の前で演奏してくれるため、臨場感あふれるライブを楽しむことができる。場所もリンカーンパークにあり、Valletの駐車場もあるため、気軽に行けるのも大きな魅力。また通りを隔てた向かい側にはやはり有名なブルース・ハウスの『Kingston Mines』がある。
- Rosa's Lounge---Blues (3420 W.Armitage Ave.) 312-342-0452
年に2〜3回 Junior Wellsが出演します。こうした小さなバーで大物が見られるのは大変幸せ。
- Cubby Bear---全般(1059 W. Addison St.) 312-327-1662
たまに大物(Dr. John等)が来ますが、ハコはいまいち。チャージも高めです。また、ジャズ・ブルースファンには見逃せないレコードショップもあります。
- Jazz Record Mart (444 N.Wabash) 312-222-1467
ジャズ・ブルース専門のレコードショップ。店員がJazzに非常に詳しく、色々な質問にも答えてくれます。
- Jazz at Symphony Center:
Symphony Centerといえばクラシックコンサートを想像しますが、年に数回のジャズコンサートがCSO(シカゴ響)の本拠地、Symphony Centerで催されます。2005年にはPat MethenyやJim Hallなどの大物がここでライブを行いました。チケットの入手方法はCSOと全く同じです。 ?
クラシック
シカゴ交響楽団(Chicago Symphony Orchestra --- CSO)
ベルリンやウィーン・フィルと並び称される世界最高峰のオーケストラ。創設以来106年の歴史を誇り、グラミー賞受賞も51回を数える、正に人気・実力ともに全米No.1の楽団です。91年にCSOの立役者とも言えるSir Georg Soltiが名誉指揮者に退いてからは、Daniel Barenboimが音楽監督兼常任指揮者の地位を引き継いでいます(2006年で引退予定)。客演演奏家も超一流.これら職人が奏でる美しい音色と迫力は、文句なしにこれぞ本物と実感させてくれるでしょう。シカゴにいながら行かない手はありません。ホールはミシガン通り沿い、シカゴ美術館の斜め向かいです。 シーズンは9月中旬から5月中旬まで(夏はラヴィニアフェスティバルやミレニアムパークなどに出演)。約30種類の異なるプログラムが週変わりで披露され、1シーズンのコンサート数は100回を超えます。チケットの価格はBox席以外なら$17〜(Box席は$120〜)となっており、来日公演に比べれば格安です。
チケットの入手方法は、
(1)定期会員(Subscriber)になる:4回から10回の演奏会をセットにしたシーズンチケットを購入
(2)シングルチケットを入手する:Orchestra Hallの Box Office or Hot Tix (108 N.State St.) に直接出向くか、電話で購入(312-435-6666)、などでしょう。
定期会員になる場合、シーズンチケットの組み方によって、いわゆる(a)レディメード(CSOが演目の組み合わせを指定)と(b)カスタムメード(自分の好みの演目が選べる)の2通りがあります。(b)は(a)で売れ残った分をサバく位置付けにあるため、seat locationや(a)でsoldーoutとなった演目は選べないという点で限界はありますが、都合のいい日程や興味のある演目のみをピックアップできるという柔軟性は、学業や就職活動に忙しいなかで意外と有難みがあります。また6回分以上の申し込みの場合、20%の割引があります。発売開始時期は、(a)はご存知6月、(b)は10月です(CSOのメイリングリストに名前を登録しておけば自動的に勧誘の電話がかかってきます)。まずはBox Officeか観光案内所で年間の演奏スケジュールを手に入れてじっくり検討なさることをお薦めします。
ちなみに、演奏当日の午後5時以降、当日券が余っていれば学割が効き、Orchestra HallのBox Officeで受け付けています。代金は席の善し悪しにかかわらず一律$12.50です(但しBox Seatは対象外)。また、前日までに sold out になったコンサートでも当日何枚かキャンセルが出ることが多いので、2〜3時間並ぶ覚悟があればかなりの確率でチケットは手に入ります。学割で取った席はあまりよくない(かなり上の階)ですが、雰囲気を味わうには十分でした。私はヨーヨー・マとBarenboimのセッションを聞きましたが、始まる一時間前に学割でチケットを購入できました。
おすすめ:
Orchestra Hallの客演アーティストは何れも超一流で必聴・必見に値するものばかりです。人によって好みは異なるでしょうが、近年出演したアーティストで日本でも比較的ポピュラーな人を挙げると次の通りです。
- 指揮:朝比奈隆、エッシェンバッハ、ハイティンク
- ピアノ:ポリーニ、ルプー
- バイオリン:パールマン、五嶋みどり、ムター
- チェリスト:ヨーヨー・マ
- フルート:ゴールウェイ
!注意!
日本でもたまにあることですが、客演演奏家のキャンセルには注意を要します。一度購入したチケットはrefundが利かないため(日程の変更は可能)、結局あまり興味も湧かない代役の演奏を聞かされる羽目となります。対応策としてはチケットは直前に演奏者を確認してから入手するという手しかなく、当然のことながらSold-outや良い席が取れないといった憂き目にあうことも覚悟しなければなりません。
体験談
2000年は9月15日がシカゴ・シンフォニーの初日でした。ヨーヨー・マも加わっての演奏にはすっかりしびれてしまいました。初日はブラックタイの日であり、観客はタキシードやドレスに身を包んだ方々ばかりで、その雰囲気を楽しむだけでも行く価値があると思います。シーズンチケットを買うよりは、このような自分の行きたいコンサートのみを買うほうがいいのでは。
- リリック・オペラ (Lyric Opera of Chicago, 20 N. Wacker Dr.)
米国を代表するオペラ・カンパニー。充実した歌手陣や意欲的なレパートリー開拓など国際的にも一流のオペラ座としての条件を満たしています。本拠地Civic Opera House の内装は見事でゴージャスな気分でオペラに浸ることができます。また英語の字幕がでるので初めての方でも楽しめます。シーズンは9月中旬から2月中旬。1シーズンに8演目を合計70数回行います。イタリア・オペラ、ドイツ・オペラのポピュラーな作品から比較的現代のオペラまでバランスが取れたレパートリーになっています。
チケットの入手はCSO等に比べて非常に難しいです。2月から売り出される定期会員分でほとんどの席が埋まってしまいます。残った席も夏の終わり頃に売り出され、あっと言う間に完売となります。正規で入手する場合のチケットの価格は、seat locationに応じてBox SeatからUpper Balconyまで11段階に分かれており、価格帯は$25〜112です。メイリングリストに名前を載せると席に余裕のある演目については郵便で勧誘のチラシを送付してくれます。秋学期に入学して最初の年に定期会員になるのは極めて難しいです。
定期会員になれなかった場合は、
(1)公演当日になると何枚かのキャンセル(refund がないので、正確には donation)が出ます。当日こまめに Box Office(312-332-2244)に電話すると、人気のある公演でも買えることが多いです。
(2)都合が悪くなって観ることができなくなった定期会員が開演前にオペラハウスの前で売っているチケットを買うこともできます。
(3)International Houseのprogram office でも$40前後の席を売っていることがあります。テスト期間中のプログラムなら当日券の入手もできるかも知れません。またここの入り口にはパンフレットが置いてあることがあります。 ?
Seat locationについて:
Box Seatは1Boxあたり8人収容可能です。指定されたBoxの中での席取りは早いもの勝ちです。お薦めする穴場席はUpper Balconyです。舞台の一番奥のスクリーン上部が見えないのが難点ですが、値段が安いうえに($23.00/$27.00)、アールデコ調の豪華なOpera Houseの内装を間近に見たり触ったりすることもできます。なお、舞台からの距離が相当ありますので、プリズム式の双眼鏡が必携です(最近はダハ型のコンパクトなプリズム式双眼鏡が出回っていますので、それをお持ちになることをお薦めします)。逆に避けた方が良いと思う席は、First BalconyのRows PーT、Rows KーO、Main Floorの4th Sec.です。それぞれ上階席の屋根で視界や音響が遮られ、圧迫感を感じます。
Dress codeについて:
Box SeatとMain Floor 1st Sec. 2nd Sec.では正装が求められています。それ以外の席では小奇麗な普段着で問題ありません。
ミュージカル
ルーズヴェルト大学構内にある Auditorium Theater では、ブロードウェイからの引っ越し公演がしばしば行われます(1ケ月程度から数ケ月)。その他、Shubert Theater や Chicago Theater などでもミュージカルの公演が行われることがあります。ダウンタウンの State St. と Madison St. の辺りにあるHot Tixでは当日売りの半額チケットを扱っているので、要チェックです。
ミュージックフェスティバル
- Chicago Blues Festival
6月の初めにGrant Parkの音楽祭第一弾として開催されます。このフェスティバルの後からは、立て続けに色々なお祭りが夏のシカゴを賑わせることになります。
- Chicago Gospel Festival
Blues Festivalの次にGrant Parkで開催されます。
- Chicago Country Music Festival
Grant Parkでは次から次へと音楽祭が開かれるわけですが、ゴスペルの次はカントリーです。同じGrant Parkで開催されるTaste of Chicagoというフード・フェスティバルと同時だったので立ち寄ってみましたが、カントリー人気がないのかミュージシャンがマイナーなせいか、全体に閑散とした印象でした。一方、Taste of Chicagoは様々なレストランが屋台を出しており、まさに食の祭典という感じで平日なのにも関わらず、多いに盛り上がっていました。
- Lollapalooza
音楽フェスティバルだらけのシカゴの夏の週末に2005年から現われたロックフェスティバルの新顔。といっても歴史は古く、1990年代から全米各地で開かれているオルタナティブ・ロックの祭典です。何度か中止の憂き目に遭っていましたが、2005年は7月中旬に、この地シカゴGrant Parkでのフェスティバルとして復活。成功を収めたようです。2006年も8月上旬の開催が決定しました。ぜひ定着してほしいフェスティバルのひとつです。
- Chicago Jazz Festival
8月末か9月初めにダウンタウンのシカゴ川南にあるGrant Parkで開催されます。ステージ近くの椅子席に入るのは有料ですが、そのすぐ後ろから公園全体が芝生席でこちらは無料です。(無料で芝の上に座って聞いても十分楽しめます)あちらこちらで、老夫婦を含めて何組ものカップルが曲を聞きながら踊っていました。露天市もいろいろでていて、ハンバーガーやビール、記念Tシャツなどが売られます。このフェスティバルでは、アメリカの開放的な気分を満喫できます。この時期は夜は結構寒くなるので、Blanketとかを持っていった方がいいかもしれません。2005年はJohn Scofield等が参加しました。
- ラヴィニア音楽祭
夏になるとアメリカ各地で野外音楽祭が開かれますが、その中でもシカゴ近郊で行われるラヴィニア音楽祭は、ボストン近郊のタングルウッド音楽祭と並んで質量ともに最大のものです。会場はシカゴのダウンタウンから高速道路(I-94) を使って車で40分ほどのハイランド・パークという町にあり、緑に囲まれた屋外パビリオンとその後方の芝生席には、折り畳み椅子や食料を抱えた家族連れが開演数時間前からピクニック気分でやってきます。コンサートは夕暮れ時に始まり、星空の下で様々なジャンルの有名アーティストの演奏を楽しむという具合です。(ホール&オーツ、スザンヌ・べガ、ヒューィ・ルイス&ザ・ニュースからマンハッタン・トランスファー等まで昨年、一昨年はかなりの大物も来たようです) 期間は毎年6月中旬から9月上旬のほぼ毎日で、最初の10日間ほどはジャズ・ウィーク、9月上旬にはダンスの公演があります。シカゴ交響楽団(CSO)も週末を中心に20数回のコンサートを行います。
料金は演目により異なりますが、目安としては芝生席が$7、パビリオン席が$20〜40程度です。Box Office でのチケット売り出しは5月下旬からですが、それ以前にも郵送で申し込めるので、パビリオンの中の良い席を確保したい人は早めにプログラムを入手して申し込むとよいでしょう。芝生席については Sold Out の心配はなく、当日券でOKです。音楽祭についてのインフォメーションは、(312) R-A-V-I-N-I-A(728-4642)までお問い合わせください。
映画
意外に省みられていないですが、キャンパスの近くで良い映画を沢山観ることができます。詳しいスケジュールおよびロケーションの情報はReader(http://www.chireader.com/movies)で確認でき、新作でも日中5ドル、夜8.5ドルのお手軽さで、飛行機のエコノミークラスより広いピッチの席で観られます。また、シカゴは数多くの映画の舞台となっている町です。最近では「What woman want」(メルギブソン、ヘレンハント)、「交渉人」(サミュエルジャクソン)、「ベストフレンズウェディング」(ジュリアロバーツ)から「バットマン」「アンタッチャブル」までいろいろあります。映画で新たなシカゴの魅力を探すのはいかがですか。
- Ida Noyes
なんとGSBの隣の建物。新作および日替わり特集。ジャンヴイゴからジャッキーチェンまでやる幅広さ。2000年度秋学期は毎週水曜日が黒澤明の上映日でした。平日3ドル、週末(金・土曜日)4ドル、学期パスが20ドルで、時々音声がなくなるのも値段を考えればご愛嬌です。
- Law School Auditorium
1930-70あたりの古いものが中心。プログラムは良いが、音が悪くせりふが聞きとれないことも。
- Chicago Museum Cinematheque
まさにシネマテーク。他では見られないものが新旧問わずやっています。一月に数種類の特集が並行して行われる。
- International House
フランス系映画が充実しています。2〜3年前の映画賞受賞作品が$3くらいで鑑賞できます。プログラムオフィスの前で、スケジュールを入手できます。
- Facet Multimedia (1500 W. Fullertonあたり)
ヨーロッパ系のものをよくやる。いわゆる名画座よりやや芸術臭いプログラムだが、ちゃんと売店もあり、雰囲気は普通。
- Chicago International Filem Festival
毎年10月の2週間にわたって開かれる映画祭で、市内数ヶ所に加えてIda Noyesも参加映画館の一つです。市内の上映会に行けば有名俳優も見られるかも。
- Downtown
AMC River East 21、 Loews、Water Tower Placeなどの映画館があります。
番外編 - カラオケ
日本ではセーブしていたカラオケに無性に行きたくなったときのために。クラブ志乃は、テーブル席に座るとコンパニオンがついて、飲み物軽食込みで一人100ドル前後。オーディエンスがいてウェイターも変な(失礼!) 日本語で盛り上げてくれるので、カラオケボックス全盛期以前にパブで慣らしていた向きにはこたえられない。もっと安いカウンター席がありますが、ステージが見えないのが難点。ちなみにジーンズ・短パン禁止ですが、オチがあって「違反」した人には、ママさんの旦那さん(やはり別のカラオケクラブの主人)のスラックスが用意されています!
コストパフォーマンス的にお薦めなのはシカゴ・トリビューンにも載った三幸。基本的には日本料理屋なので、食事もおいしく、飲み食べ歌ってチップ込み25ドルくらい。奥にカラオケセットがあり、9:30pm以降は歌えます。平日はすいており、ほぼカラオケボックス的に独占使用できることもあります。常連にプロの黒人女性レゲエ歌手がいて、カラオケで安上がりに練習しています。発声法が違うので、カラオケでこんな歌い方もできるのかと感心します。
また、コリアンタウンにも日本と同じ形式のカラオケボックスがあり、少々曲目は古いですが、十分エンジョイできます(TEL:773-274-1166)。値段は食事をとると一人30から40ドルくらい。最近チャイナタウンにもカラオケボックスが出来たようです。ハイドパークからはここが一番近いでしょう。
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